<弊社の測定技術 総覧>
下記のように、多くの材質で幅広い試料形状に対応し、多くの測定項目を測定する「弾性率と力学特性測定の専門メーカーです。
- 測定項目:
弾性率(ヤング率=縦弾性係数、剛性率=横弾性係数、ポアソン比)
弾性定数=弾性スティフネス=Cij
内部摩擦=粘弾性率=タンデル(tanδ)≒減衰能≒対数減衰率≒
疲労試験(R=-1の曲げ振動) - 測定材料:
金属、セラミックス、高分子、ガラス、レンガ、炭素材、
コンクリート、木材など - 試料形状:
箔、薄板、サイコロ形状、短冊形状
細線、線材、丸棒、丸太 - 測定方式:
自由共振法、片持ち共振法、縦共振法、圧電共振法(RUS法)
電磁超音波共振法(EMAR法)、強制振動法 - 測定温度:
10K~室温(-VLT)、100K~室温(-LT)
100K~500K(-LHT)
室温(-RT)
室温~最高1470K(-HT)
<製品概要>
日本テクノプラス(NTP)の主業務は共振法を用いた力学特性装置の開発販売です。技術開発企業として各種の研究会や学会に参加し、最先端技術のニーズ模索と最先端研究装置に必要なシーズ技術習得と開発を進めてきています。その結果他社にない多くの技術製品と独自製品を開発・販売し、多くの材料研究者の皆様にご利用いただいています。
そのようにして、共振法に依るヤング率や剛性率、ポアソン比などの弾性率(弾性係数)だけでなく、世界に先駆けて弾性定数(弾性スティフネス Cij)測定装置や独自の共振法による疲労試験装置の開発・製品化を行ってきました。
弾性率測定には共振法以外には材料試験機や超音波法などの測定法がありますが、測定者による誤差や高周波による問題などを考慮した場合に最も精度の良い測定法と言えます。
弊社では下記のような幅広い技術や機能をベースに試料や研究目的に合わせて、最適な測定ができるような装置を提供しています。
標準装置の概要
<製品等一覧>
特 徴:使いやすくもっとも精度の良い装置で、研究室に1台は必需の装置です。
測定項目:ヤング率、内部摩擦
測定方式:自由共振式固有振動法
試料材質:金属、セラミックスから木材までほとんどの材料に適用
試料形状:断面一様の短冊状、薄板、丸棒、線材 (オプション:三角柱)
機 種:室温用、低温用、高温用
特 徴:JE測定と組み合わせ、ポアソン比が算出できます。
測定項目:剛性率、内部摩擦
測定方式:自由共振式固有振動法
試料材質:金属、セラミックスから木材までほとんどの材料に適用
試料形状:断面一様の短冊状
機 種:室温用、低温用、高温用
特 徴:難共振になる高温測定で安定した測定ができます。
測定項目:ヤング率、剛性率、ポアソン比(算出)、曲げ振動内部摩擦、捻り振動内部摩擦
測定方式:片持ち共振式固有振動法
試料材質:金属、セラミックスから木材までほとんどの材料に適用
試料形状:断面一様の短冊状
機 種:室温用、低温用、高温用
特 徴:0.3mm程度以下の厚みや細線の測定ができます。
測定項目:ヤング率、曲げ振動内部摩擦
測定方式:片持ち共振式固有振動法
試料材質:金属、セラミックスなど
試料形状:断面一様の短冊状箔、細線
機 種:室温用、低温用、高温用
特 徴:10~500mmφの丸棒の測定ができます。
測定項目:ヤング率
測定方式:縦共振式固有振動法
試料材質:金属、セラミックス、炭素棒など
試料形状:断面一様の丸棒
機 種:室温用
特 徴:10~500mmφの丸棒の測定ができます。
測定項目:ヤング率
測定方式:打撃式自由共振式固有振動法
試料材質:金属、セラミックス、炭素棒、木材など
試料形状:断面一様の丸棒、角棒
機 種:室温用
特 徴:温度一定で振動数変化による内部摩擦とコンプライアンスの丸棒の測定ができます。
測定項目:内部摩擦、コンプライアンス(相対変化)
測定方式:強制振動式逆吊りねじり振動法
試料材質:金属、セラミックス木材など
試料形状:1mm角/径 程度の断面一様の丸棒、角棒
機 種:室温用、高温用、低温用
特 徴:RUS(Resonance Ultra Sonic)法に依る全振動モードによる弾性率と弾性定数測定。
測定項目:弾性定数、弾性率(ヤング率、剛性率、ポアソン比)
測定方式:圧電共振式RUS法
試料材質:金属、セラミックスなどの単結晶や等方体
試料形状:5mm程度の直方体
機 種:室温用、高温用、低温用
特 徴:EMAR法に依る特定動モードによる弾性率と弾性定数測定。
測定項目:弾性定数、弾性率(ヤング率、剛性率、ポアソン比)
測定方式:EMAR(Electro-Magnetic Acoustic Resonance)法 電磁超音波共鳴法
試料材質:金属、セラミックスなどの単結晶や等方体
試料形状:5mm程度の直方体
機 種:室温用、高温用、低温用
特 徴:R=―1の両振り疲労試験、試験中相対的ヤング率変化で疲労変化の観察しながら、ヤング率の急激な落下時点で破断(試料は亀裂状態)と判断します。
試験項目:薄板・細線の疲労試験
試験方式:試料の共振振動応用の両振り振動試験
試料材質:金属、セラミックスなどの細線・薄板
試料形状:0.5mm厚(径)以下×3mm×35mm程度の単純な短冊状
機 種:室温用、高温用
<受託開発>
標準装置や標準仕様以外の装置開発
特殊形状試料測定用:各機種
品質管理装置への応用
制振性能の評価:各機種
円柱の真円度評価:JE型
角柱の精度評価:JE型
共振法以外でも業務停止した他社製の力学特性測定装置の製作
4端子抵抗測定式抵抗測定装置
黒鉛電極などカーボンの抵抗率の測定
上記以外でも装置の受託製作を行います。