数十ミクロンの箔も測定

薄板・細線用ヤング率および内部摩擦測定装置

TEシリーズ

 

特徴

0.1mm厚以下の箔や0.1mm以下の細線は非常にコシがなく、自由共振法ではきちんとした共振が得られなくなりますので、片持ち法で測定します。
この場合でも測定には試料の長さなどに工夫が必要で、そのための治具も必要になります。これらのものをセットにして数十ミクロンの薄板・細線の測定を可能にしました。
ヤング率測定装置JE-RTをお持ちの場合、TE測定部のみを付加し、コントローラ部のスイッチ切り替えでご利用いただけます。

 

TEシリーズ:概略仕様

特  長 数十ミクロンの箔や細線測定が可能
測定項目 ヤング率、内部摩擦
測定試料 ほとんどの等方体対応
試料形状 短冊状 (30)μ~(50)mmT ×(3~10)mmW ×(10~50)mmL
線 材 (30)μ~(50)mmφ ×(10~50)mmL
共振数範囲に入るサイズの組合せが必要です
測定方式 片持ち共振式固有振動法
加振方式 非接触静電加振方式
検出方式 非接触変位計
共振数 10Hz~200Hz
機  種 TE-RT (室温用)
TE-HT (室温~500℃)
TE-LT (-180℃~室温)
TE-VLT (4K~室温)
TE-LHT (-180℃~300℃)
そ の 他 測定部のみをJE-RTの外付オプションとして追加可能(逆も可)
※ 写真や仕様は改良などに伴い、変更している可能性があります
※ 上記仕様は標準仕様です。ご要望に応じて対応します。